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見積書

完成図

見積書や請求書、納品書などを作る際に利用できる関数をご紹介します。
最初に言っちゃいますと、ちょっと難しい関数を使っています。でも、これを一度作ってしまうと毎回少ない入力&自動計算で楽ができます。ぜひ調整してみていただきたい内容です。
作り方の手順は・・・
  1. 上図のように文字や表を入力
  2. 計算式を入力
  3. 印刷設定となります。
今回は1番までできたファイルをコチラからダウンロードして2番の解説をしていきます。
また、3番の印刷設定は次のページで見ていきますので、一緒にご覧くださいね。

では、ダウンロードしたデータを開いて置いてください。

オススメ♪
エクセルの本
見積作成ソフトいろいろ
消費税を織込んだ見積書・請求書・領収証・契約書等ビジネスフォーム集
エクセルで請求書を作成する手順が分かります「Microsoft Excelセミナーテキスト 請求書作成編―2000/2002対応 セミナーテキスト」
請求書発行システムを作って学ぶAccess2000によるはじめてのデータベース構築入門 超図解シリーズ

・Accessの操作・機能の説明の本はたくさんありますが、ひとつのシステムを完成させるにいたるまでの準備(設計)段階から解説された、実務に即した入門書だと感じました。
一つ一つの機能を習得した後読むとアクセスの全貌が見えてきます。ありがとうございました。

2 今回設定する関数は、以下の通りです。
B19・・・商品コードが入力されたら、それに該当する商品名が表示されるようにする。
C19・・・商品コードが入力されたら、それに該当する単価が表示されるようにする。
E19・・・商品コードが入力されたら、単価×数量の数値が表示されるようにする。
E25・・・金額の合計が表示されるようにする。
E26・・・金額×5%の計算が行われるようにする。
E27・・・小計+消費税の計算が行われるようにする。
B16・・・E27の数値を表示するように設定する。
3 B19・・・商品コードが入力されたら、それに該当する商品名が表示されるようにする。
入力する関数式は「=IF(A19="","",VLOOKUP(A19,$G$19:$I$25,2,FALSE))」です。
関数の入力は、上記の式を直接入力で手入力する方法と、マウスでクリックしながら設定する方法があります。今回の場合、前者のほうが手順が少なく楽ですので、手入力する方法でご説明していきます。後者の方法は各種テキストなどの上級編あたりに見られます。

<操作>
(1)B19を選択しておきます。
(2)IMEツールバーを[直接入力]に切り替えます。(3)=IF(A19="","",VLOOKUP(A19,$G$19:$I$25,2,FALSE))と入力します。
 注)"・・・ダブルコーテーションです。[Shift]キーを押しながら[2]のキーを押すと出てきます。
   ,・・・カンマです。[ね]のキーを押すと出てきます。
   $・・・ドルです。[Shift]キーを押しながら[4]のキーを押すと出てきます。
   )・・・カッコです。[Shift]キーを押しながら[9]のキーを押すと出てきます。
(4)[Enter]キーで式を確定します。

まだセルには何も表示されないはずです。セルA19にコード番号が入力された段階で商品名が表示されます。

この式を下に向かってコピーしておきましょう。
<操作>
(1)B19を選択しておきます。
(2)セルの右下のボタンをB24までドラッグします。

4 C19・・・商品コードが入力されたら、それに該当する単価が表示されるようにする。
要領は3番の手順と同じです。
 <操作>
(1)C19を選択しておきます。
(2)IMEツールバーを[直接入力]になっているかを確認します。
(3)=IF(A19="","",VLOOKUP(A19,$G$19:$I$25,3,FALSE))と入力します。
(4)[Enter]キーで式を確定します。
(5)この式をC24までコピーしておきましょう。操作は先ほどと同じですが、C19セルを選択→セルの右下ボタンをC24までドラッグです。

5 E19・・・商品コードが入力されたら、単価×数量の数値が表示されるようにする。
 <操作>
(1)E19を選択しておきます。
(2)IMEツールバーを[直接入力]になっているかを確認します。
(3)=IF(A19="","",C19*D19)と入力します。
(4)[Enter]キーで式を確定します。
(5)この式をE24までコピーしておきましょう。

6 E25・・・金額の合計が表示されるようにする。
 <操作>
(1)E25を選択しておきます。
(2)IMEツールバーを[直接入力]になっているかを確認します。
(3)=SUM(E19:E24)と入力します。
(4)[Enter]キーで式を確定します。

7 E26・・・金額×5%の計算が行われるようにする。
 <操作>
(1)E26を選択しておきます。
(2)IMEツールバーを[直接入力]になっているかを確認します。
(3)=INT(E25*0.05)と入力します。
(4)[Enter]キーで式を確定します。

8 E27・・・小計+消費税の計算が行われるようにする。
 <操作>
(1)E27を選択しておきます。
(2)IMEツールバーを[直接入力]になっているかを確認します。
(3)=E25+E26と入力します。
(4)[Enter]キーで式を確定します。

9 B16・・・E27の数値を表示するように設定する。
 <操作>
(1)B16を選択しておきます。
(2)IMEツールバーを[直接入力]になっているかを確認します。
(3)=E27と入力します。
(4)[Enter]キーで式を確定します。

10 さあ!出来ましたね。それではいよいよ、商品コードを入力してみてください。
 <操作>
(1)A19を選択しておきます。
(2)右側の商品コード一覧を見ながら、お好きなコードを入力します。[Enter]キーを押した瞬間、商品名や単価がササッと表示されましたか?気持ちがいいですよね〜
(3)次に数量も適当な数値を入力してください。金額や消費税などが計算されます。

ちなみに、この見積書の中で入力する必要があるのは、商品コードと数量のみです。
あとは全部自動計算されます。
ぜひ作ってみてください。
今回うまくいかなかった方は、コチラの完成版を参考にしてみてくださいね。

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